父のフルート

先日、仕事先で楽器を紹介するチャンスがありました。
子どものころからずっとピアノを弾いていたのでピアノで数曲披露する予定でしたが、他にも何かないかと探していました。
実家に行くと、亡き父のフルートが出てきました。

 

父は高校時代吹奏楽部でフルートを吹いていて、その後も趣味でフルートを吹いていました。
私がピアノを習い始めたのも父の娘と合奏したいという夢からだったのでした。
父の自慢のフルートを小学生のころ吹いた経験があり、試しに吹いてみました。

 

晩年、歯が悪くなりフルートを吹かなくなっていた父がなくなって10年あまり、おそらく20年くらいは触っていなかったフルートです。
ちゃんと音が鳴るんだろうかと吹いてみると、吹き方は覚えているようでちゃんと音が出ました。
当日は高音は出ないものの、フルートならではの吹く姿の優美さに助けられ、好評を得ることができました。

 

20年たってもいい音を出してくれている父のフルート。
今度はオーバーホールに出してみようと思います。
そして、父の代わりに、今度は私が吹いてみたい、そう思って40の手習いをさせてくれる音楽教室を探し始めたところです。