私とクラリネット

中学校で吹奏楽部に入部し、手が大きそうだしクラリネットがいいのではないかと先生に言われて始めました。
大きな楽器は学校のを使うのですが、小さな楽器は学校にもあるにもかかわらず個人のものを購入するという方針でした。
ですが私の親は学校にあるのに高額な物を買う事に反対で、私はそれまで貯めていた貯金をはたいてクラリネットを買いました。

 

手が大きそうだと言われたのですが、実際吹いてみると一番下の小指がとどきませんでした。
それまでピアノもオクターブとどいていたので全然気がつかなかったのですが、私の小指は短いのではなく付け根が下がっていたためにとどかなかったのです。
それでもなんとか演奏する事は出来て、中学、高校と6年間続けました。

 

中学では先輩とも仲良くなりとても楽しかったです。
高校では途中で半数ほど辞めてしまいましたが、その時の友人とは今でも仲良くしています。
時を経て、子供が幼稚園に通っている時には音楽好きな親同士でクリスマス会で演奏したり謝恩会で演奏する機会にも恵まれました。

 

普段は箪笥の引き出しに眠っているクラリネットですが、買い換えようと思ったり売ってしまおうと思った事もあるけど、私の思い出が沢山つまっています。
次は娘が思い出を吹き込んでいくのかな。